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天徳院(てんとくいん)は、和歌山県伊都郡の高野山にある寺。金剛峯寺の南、高野山大学の西に位置する。前田利常の正室・珠姫(戒名は天徳院、徳川秀忠の二女)の菩提を弔っている。 当初は西光院といい、南側にあった西光院谷という地名にその痕跡が残る。寛永5年(1628年)に没した前検校の覚雄によって開基されており、元和8年(1622年)に逝去した珠姫の菩提寺となった際に天徳院と改称し、現在の谷上院谷に移転したと考えられている〔『諸院家析負輯』〕。後に桂昌院により、浅野長矩と赤穂浪士の位牌も祀られている。高野山の学侶方として、35石を領していた。また、室下に4院を置き大和国に末寺が1院あった〔『紀伊続風土記』〕。 == 文化財など == *池泉回遊式庭園 *小堀遠州が手がけた庭園で、国の名勝に指定されている。千手院谷普門院、蓮華谷宝善院の庭園とともに高野三庭園とされる。 *絹本著色理趣経十八会曼荼羅図 *奈良県指定の文化財 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「天徳院 (高野山)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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